ミクラーシュ祭
ミクラーシュはどのような行事かというと、
まず、家に、チェルト(鬼)がやって来て、悪い子を探します。見つけると袋に入れて連れ去ってしまいます。
それを怖がって、子供は良い子を振る舞います。
そうしていると、ミクラーシュという聖人と天使がやって来て、
「おまえはこの一年良い子だったか?」
と聞きます。
鬼に連れて行かれたくない子供たちは「良い子だった」と答えます。
するとミクラーシュは、
「それなら、何か詩を言えるか?歌えるか?」
と聞きます。
子供たちはミクラーシュたちの前で、日々練習して覚えた詩を披露します。
するとミクラーシュは
「よし分かった。おまえは良い子だな。」
と言ってくれて、天使が子供にお菓子をくれます。
子供が喜んで、めでたしです。
何処の国でも、鬼は存在して、怖い物なのですよね。
日本のナマハゲにも似ているなと思います。
我が家にも、ミクラーシュたちはやって来ました。
長男は、しっかりと覚えた詩を披露し、落ち着いたものでした。
昨年までは、怖くて逃げ回ってしまったのを思えば、成長したなぁと思います。
次男は、まだ詩を覚えられないのですが、勝手に口から出まかせで上手に詩らしいことを言って、お菓子を貰っていました。
それもそれで凄いなぁと思いました。
村全体のミクラーシュ祭、幼稚園でのミクラーシュ祭、そして家でのミクラーシュ祭。
何回鬼が来るの?って、長男はボヤいていました。