親が家庭教師

チェコでは、子供の宿題を親が一緒に見てあげます。

我が家も、小学一年生になった息子の宿題を毎日見てます。

家に帰って来て、お八つを食べ終わったら、宿題の時間です。

 

宿題をしたくないのか、息子はお八つが終わったら遊び始めます。

 

「宿題だよねー。準備できたらママを呼んでよね。」

 

と言って、自分から宿題する気になるまで待ちます。

私が、やりなさい!と無理に準備させたら、全くやる気なしでぐうたらしたことがあるので、もう、自分から準備するまで待つことにしたのです。

その代り、宿題が終わってないと、大好きなテレビやゲームが出来ませんから、宿題は遅かれ早かれやらなくてはいけないのは、息子も分かっています。

 

そろそろ宿題やろうかと、踏ん切りがついたところで息子は机に向かいます。

教科書を出して、準備をしたところで私を呼びます。

 

それから、今日学校でしてきた事を全て見せてもらって、宿題が何か、連絡帳を見ます。

 

算数は全く問題ありません。世界共通です。

問題はチェコ語なのですが、今のところ大して問題はありません。難しい文法が始まっていないからです。

ただ、筆記体が、どうも私が学校で習ったのと形が違います。

そんな違いを発見しながら、私も少しずつ勉強しています。

 

チェコの童謡など、私のしらない歌の歌詞を覚えて行かなくてはいけない時は、旦那の出番です。

仕事から帰って来て、ギリギリ寝る前の息子に、旦那が教えています。

 

日本でも、こんなに親が子供の宿題、勉強の面倒をみましたっけ?

 

私は、全く親に教えてもらった覚えがありません。

チェコでは、宿題が出来ていないのは、子供のせいというより、親のせい?みたいな気にもなります。

正に、親が家庭教師のようです。