チェコの温泉治療 続編

気がつけば温泉治療も残り4日となりました。

本日日曜日は治療はお休みですし、最終日は治療プログラムはなくチェックアウトだけなので、正確に言えば治療は残り2日です。

 

ここまでの次男の様子を見ていて、

 

湿疹に変化はありません。

 

治療の効果は出ていません。

 

滞在中に、家にいたときと同じように手と足、首に湿疹が出て、温泉に浸かって、ランプ治療をしても良くなりませんでした。

家と同じようにステロイドを塗り、治しました。

 

聞くと

 

効果があった

 

というママもいます。

でも、顔に赤い湿疹が残っている子も多いですし、スッキリ治ることはないようです。そうですよね。

たった一月です。

ちょっとでも良い傾向が見えれば、病気でつらい思いをしているママや子供にとってはとても嬉しいことなのです。

 

ここにいて、次男が1歳半から3歳くらいまでの、大変だった時期を思い出しました。

湿疹で真っ赤だった顔、体が痒くて毎晩大泣きしていたこと。

掻きむしらないように爪を短く切っていたので、掻くことができず、じゅうたんやおもちゃのザラザラした面を見つけると、それを使って掻いていたことも。

 

あの時期、私は温泉治療を知りませんでした。

もし、知っていたら、ここで何かを学べたかもしれないな、もっと楽になっていたかもしれないなと思います。

 

次男の湿疹に効果はありませんでしたが、ここで次男と一緒に過ごした一月間は、とても貴重でした。

朝から晩まで、何に邪魔されることもなく向き合うことができました。

時間的に余裕があったので、急がず、じっくり話して、毎日散歩したり、スポーツしたりしました。

こんなこと、子供が幼稚園に行く前までしかできませんよね。

 

それだけで、

 

ここに来て良かったな

 

と思えるのです。