チェコの温泉治療 続々続編

やっぱり家が一番だな。早く家に戻りたいな

 

という私の思いとは違い、次男はここでの生活をエンジョイしていました。

 

同じ建物の中に子供がたくさんいるので、いつでも遊戯室にいけば友達と遊べるからです。

というか、部屋のドアを開けて廊下に出れば、誰かが遊んでいますので、本当にどこでも遊べます。

 

しかも、夜遅くまで遊べます。

建物の中で、すぐ近くで遊んでいるので、親も安心して遊ばせることができます。

 

次男には、夜7時に部屋に戻るように言っていましたが、子供によっては8時くらいまで遊んでいる子もいました。

 

そんな生活が気に入って、次男は

 

ずっとここにいる

 

とまで言っていました。

 

でも昨日、

 

家に帰りたいな

 

とつぶやきました。

 

やっぱり、一月というのは、そろそろ家が恋しくなる丁度良い期間なのでしょうね。

チェコの温泉治療 続続編

温泉治療で私たちが滞在している建物は、見た目はホテルです。

4階建てで、各階に10室ほどあります。

一階は食堂や受付なので、単純計算で、30家族ほど滞在しています。

 

30も親子がいれば、本当に親子には様々な形があるのだなと思えます。

 

いつも子供の心配をして、付きっきりのママもいれば、逆に放任主義なママもいます。

嫌がる子供を叱ってでも動かすママもいれば、嫌ならやらせなくても良いというママもいます。

 

しつけもそれぞれ、親子関係も様々だなと思います。

 

どのしつけが正しいということはないのだなと、ここで改めて思いました。

 

そんな訳で、育児に悩むことが多かった私ですが、勇気を頂けました。

 

 

チェコの温泉治療 続編

気がつけば温泉治療も残り4日となりました。

本日日曜日は治療はお休みですし、最終日は治療プログラムはなくチェックアウトだけなので、正確に言えば治療は残り2日です。

 

ここまでの次男の様子を見ていて、

 

湿疹に変化はありません。

 

治療の効果は出ていません。

 

滞在中に、家にいたときと同じように手と足、首に湿疹が出て、温泉に浸かって、ランプ治療をしても良くなりませんでした。

家と同じようにステロイドを塗り、治しました。

 

聞くと

 

効果があった

 

というママもいます。

でも、顔に赤い湿疹が残っている子も多いですし、スッキリ治ることはないようです。そうですよね。

たった一月です。

ちょっとでも良い傾向が見えれば、病気でつらい思いをしているママや子供にとってはとても嬉しいことなのです。

 

ここにいて、次男が1歳半から3歳くらいまでの、大変だった時期を思い出しました。

湿疹で真っ赤だった顔、体が痒くて毎晩大泣きしていたこと。

掻きむしらないように爪を短く切っていたので、掻くことができず、じゅうたんやおもちゃのザラザラした面を見つけると、それを使って掻いていたことも。

 

あの時期、私は温泉治療を知りませんでした。

もし、知っていたら、ここで何かを学べたかもしれないな、もっと楽になっていたかもしれないなと思います。

 

次男の湿疹に効果はありませんでしたが、ここで次男と一緒に過ごした一月間は、とても貴重でした。

朝から晩まで、何に邪魔されることもなく向き合うことができました。

時間的に余裕があったので、急がず、じっくり話して、毎日散歩したり、スポーツしたりしました。

こんなこと、子供が幼稚園に行く前までしかできませんよね。

 

それだけで、

 

ここに来て良かったな

 

と思えるのです。

 

ファーウェイ、うちの旦那も使っています

イギリスのE.U.離脱を、私は個人的に注目しています。

注目している理由は、

 

2月中頃からロンドンに旅行に行くから

 

です。

 

交換レートが気になるのです。

離脱直後、ポンドが下がればその日のうちに換金しておこうと考えています。

温泉療養中の私は身動きが取れませんので、旦那にお願いしています。

もしかしたら、3割くらいの差が出るのではないかと、ワクワクしながら離脱の日を待っています。

 

離脱に関する記事を読んで気になったのですが、E.U.もアメリカと同調して中国を警戒する傾向にあるのですね。

確かに、プラハは上海との関係を解消して、台北姉妹都市関係を結びました。

大変明確な態度で、このニュースを聞いたことで、

 

プラハは中国を警戒している

 

と知りました。

そして、

 

こんなことまでするのだ

プラハはもうかなり中国資本にやられているのか?

 

と驚きました。

でも、

 

こんなにハッキリと中国を拒否するのは、ちょっと自己流な国、チェコプラハだからだろう

 

とも思いました。

 

そんな中、前E.U.大統領のドナルド・トゥスク氏が、

 

中国との関係は、イギリス離脱後も、イギリス、E.U.、アメリカで協力しなくてはいけない

 

という内容の発言をしている記事を読みました。

中国がヨーロッパの土地を買い、さまざまな投資をして勢力を強めていることは、日本で起きていることと同じなのです。

 

現代では、個人投資や輸出入が盛んになり、経済力のある個人が容易に外国に進出できる状況です。

この流れを国が規制するのは難しいのではないでしょうか?

 

たとえば、非常に小さなことですが、うちの旦那はファーウェイの携帯を使っています。

友達もそうです。

決して少なくありません。

 

もし国がファーウェイを禁止しても、価格の面でよければ、個人的に中国から輸入する人もいるのではないでしょうか?

 

そんなことを思いながらも、結局一番気にしているのはポンドです。

旅行費が安くつくことを願います。

好きなものと一緒に寝る心理

息子たちは、新しいおもちゃを買ってもらうと、夜

 

「今日、このおもちゃと一緒に寝よう!」

 

と嬉しそうに言います。

きっと、

 

ひと時も離れたくない

 

という気持ちがあるのでしょうね。

 

そして、枕元に置くのではなく、布団の中に入れて、おもちゃも暖かくしてよく寝られるようにしてあげています。

 

長男は幼いころ、お気に入りの紙袋とも一緒に寝たことがありました。

大きな紙袋で、寝返りするとガサガサ音が鳴り、さぞかし寝づらいだろうと思いましたが、本人はそんなことは気にせずスヤスヤ寝ていました。

 

こうして息子たちが、好きなものを自分の布団に入れて大事にする様子を見ていて、ふと思ったのですが、

 

人間は子供の頃から、好きなもの、大事なものと一緒に寝たい

 

という気持ちがあるのですね。

 

この気持ちを大事に育てて欲しいなと思いました。

チェコの温泉療養にて

アレルギー、湿疹、喘息の次男に、かかりつけの医師が「温泉療養」の推薦状を書いてくれました。

 

それが承認され、今、次男と一緒に

 

Luhačovice(ルハチョビチェ)

 

という温泉治療施設に来ています。

滞在して10日ほどが経ちました。

 

この滞在は約一月間続きます。

温泉(といっても、日本の温泉のイメージではなく、お風呂みたい)につかり、健康な生活を送ります。

 

次男は喘息ですが、今回は喘息むけのプログラムは組まれておらず、毎日

 

温泉、運動、マグネットテラピー、ビオトロン(光線に当たる)、湧き水を飲む(ミネラルたっぷり)

 

という、湿疹治療むけのプログラムを繰り返しています。

喘息むけには

 

吸引

 

のプログラムもあるのですが、医師は

 

今は落ち着いているから、湿疹治療に重みをおきましょう

 

とのことで、今回は吸引なしです。

 

それぞれのプログラムは個人で時間が決まっていて、それに従って動きます。

時間通りに動いていて、学校生活を思い出しました。

 

たとえば、ある日の予定は

7時15分 朝食

9時15分 温泉

9時55分 運動

10時45分 マグネットテラピー

11時15分 昼食

午後から自由行動(この間に ビオトロンと湧き水を飲みに行く)

17時15分 夕食

21時には静かにする

 

でした。

時間に遅れると、次の人の開始も遅れてしまうので、時間厳守です。

 

私たちのいる棟には、2歳くらいから15歳くらいまでの子がいます。

6歳からは保護者なしでも滞在できると聞きましたが、私の見る範囲では6歳くらいでも保護者が一緒に滞在しています。

10歳くらいになれば、子供だけで滞在しているようです。

 

ここに来て10日。。。

 

次男の湿疹の状況は変わりません。

酷くも、良くもならないです。

 

アレルギーの卵を一切食事から取り除き、24時間、次男に付きっきりで暮らしていますが、それでも湿疹の原因がわかりません。

 

卵を食べなくても湿疹が始まったので、卵が原因でないことは分かりました。

 

 

次男はここでの暮らしをエンジョイしています。

各階に遊戯室があり、そこに行けば誰かが遊んでします。

わざわざ誰かのお家に遊びに行かなくても、ここではすぐ横の遊戯室にさえいけば、誰かと遊べるのです。

 

夕方も遅くまで遊べるので、次男は夜7時まで遊んでいます。

でも7時には部屋に戻り、就寝準備して、8時には寝るよう約束しています。

一昨日、昨日は7時に帰ってくるという約束が守れず、私が遊戯室にお迎えに行ったのですが、今夜は守れるでしょうか。

 

次男はお兄ちゃんやお姉ちゃんが好きなので、ここでも気の合う年上の子を見つけたようです。

いつも食堂でその子と遊ぶ約束をして、遊戯室に集まっています。

 

週末は、保護者が交代することが多く、たとえば

 

平日はママ、週末はパパ

 

というように入れ替わったり、おじいちゃんやおばあちゃんもよく見かけます。

週末も朝ごはんは7時15分なので、まったく寝坊はできず、週末の気分ではないのですが、保護者が変わるせいか、雰囲気が違います。

 

ここでの滞在費は、今回わたしたちはタダです。

この温泉治療には保険がきいていて、シーズンにもよるようですが、今のシーズンはタダなのです。

食事と部屋代、掃除もしてもらえるので驚きです。

 

家と違って気を使うこともありますが、慣れてくればそれもなく、ただタンタンと生活しています。

お兄ちゃん自慢

次男は、友達と言い合いになって、自分には適わないと察したとき、長男を引き合いに出します。

 

たとえば、

 

次男

「ぼくはスターウォーズカード10枚持ってるよ」

 

友達

「ぼくは20枚持ってる」

 

次男

「兄ちゃんは30枚持ってるぞ!」

 

友達

「ぼくの兄ちゃんは40枚持ってるぞ!」

 

次男だけでなく、友達も兄ちゃんを出してきます。

 

かけっこの速さや、学校での成績など、子供が競争したくなることではよく兄ちゃんが登場し、話は兄ちゃんがどれだけ凄いのか、結局、兄ちゃん自慢になっています。

 

一生懸命兄ちゃんアピールをする彼らの様子を見ていると、

 

兄ちゃんって偉大なんだろうな

 

と思えます。